代表挨拶

PROFILE

プロフィール

佐藤要祐

昭和54年6月生まれ、大阪府立寝屋川高校 卒業、岡山大学 農学部 卒業。

資格
  • 不動産鑑定士、宅地建物取引士
  • 不動産コンサルティングマスター(相続専門士)
主な職歴
  • エリアクエスト株式会社(事業用不動産の賃貸仲介営業)
  • エスバイエルトラスト株式会社(居住用不動産の売買仲介営業)
  • ヤシロ建設株式会社(事業用・居住用不動産の売買仲介営業)
  • 株式会社谷澤総合鑑定所(不動産鑑定評価業務)
概略

大学を卒業後、不動産業界に就職し事業用不動産(オフィス等)の賃貸仲介業務、住居系不動産(戸建住宅・マンション等)の賃貸・売買仲介業務、事業用不動産(オフィス・戸建開発用地・路線商業店舗用地)の売買仲介業務を経験。

2010年不動産鑑定士試験に合格し、大手不動産鑑定会社等において約7年間の実務経験を経て独立。評価額約100万円の土地評価から100億円超のJ-REIT保有の大型物件の評価のほか借地権付建物、底地、賃料評価など幅広い業務に従事。

不動産取引実務と不動産鑑定評価の知識と経験を活かし、 個人の資産取得・売却、相続等に関する各種相談、法人の不動産取引、 有効活用、事業承継等に関する各種相談に対応。

今までとこれからについて

代表挨拶

弊社のホームページをご覧頂きありがとうございます。代表の佐藤要祐と申します。

不動産は、個人や企業の日々の活動と密接に関係しており、切り離すことはできません。住宅、事務所、飲食店、大型商業施設、ホテルなどの不動産は、皆様の日常生活のあらゆるところで登場し、経済活動を行ううえでの重要な基盤となっています。一方で、不動産は数千万円~数億円と高額になることも多く、関連する税制や法律も複雑で多岐に渡ることから、「重要」「高額」「複雑」な顔をもったややこしい資産です。

不動産に関して問題が顕在化した場合は、解決に相当なストレスがかかりますが、このような問題解決の方法として、多くの不動産会社様が、不動産の売却や購入、土地活用として建物を建築するといった、方法をご提案されているかと思います。しかし、その提案を受けている不動産オーナーの方には、やや違和感がある方もいらっしゃると思います。

その原因として私は、「選択肢が少ない」ことがあると考えます。

売却を提案してくれる会社は、手数料を得たいので、保有したまま資産価値を高める提案はしてくれません。アパート建築を提案してくれる会社は、建築請負など仕事を得たいので、建築以外の提案はしてくれません。

家族構成、資産状況、企業の財務内容、将来の計画など、不動産オーナーによって過去の背景、現在の状況、将来の計画設計などが異なることから、悩みは多岐に渡り、画一的な提案では、なかなか前に踏み出せないかと思います。

私どもは、不動産を多角的に調査、分析し、かつ、お客様の状況に応じて、「複数の選択肢」をご提案させて頂きます。選択肢一つ一つについてメリット、デメリットをご説明させて頂き、ご自身で最善の方法を選択する事が出来るように、その判断材料を公平かつ中立的な立場からご提供し、サポートさせて頂きます。私どもはグループ会社にて仲介業務を行っておりますが、仲介業務をご依頼頂きたいが為に、不動産売買をお勧めすることはありません。好意にされている不動産会社様があれば、そちらに仲介業務をお任せ頂いて問題ございません。

我々のもとには、以下のような問合せが多く寄せられております。

  • 所有不動産を売却しようと思うがどのタイミングか良いか?
  • 売却予定価格、購入予定価格は妥当か?
  • アパート建築予定で、想定している家賃設定や収支見込は問題ないか?
  • 借金をして建築するのに抵抗があるが、他に方法はないか?
  • 不動産売却を勧められたが、他に良い方法はないか?
  • 相続した土地にアパート建築を勧められたが、他に活用方法はないか?

このようなお悩みをお持ちの方は、一度お話をお聞かせください。ご納得頂ける解決方法の糸口が見つかるかもしれません。少しでも多くの方のサポートが出来るよう全力を尽くしてまいります!

不動産に関する業務の経歴

大学卒業後、不動産会社に勤務し、賃貸仲介業務や売買仲介業務を担当しました。賃貸仲介業務では、企業様のオフィス移転ニーズをお聞きし、最適な移転先をご提案する営業をしました。売買仲介業務では、マンションや戸建住宅の購入を希望されている方に物件をご紹介させて頂く営業をしました。不動産取引の現場での知識、商慣習、当事者の意見の調整など、多くの業務を経験させて頂きました。不動産の新規開拓営業を通じて、営業の厳しさや精神的なタフさを学べた貴重な経験だったと思います。

2010年不動産鑑定士の試験合格後は、不動産鑑定事務所で不動産評価の実務を経験しました。賃貸マンション、事務所・店舗ビル、倉庫、J-REIT保有の大型物件などの評価が中心でしたが、借地権や底地、ホテルやゴルフ場などの特殊アセットも評価しました。不動産の価格形成について、論理的に説明していくことが求められる業務を経験しました。仲介業務とは全く異なる業務で当初は戸惑いがありましたが、細かい論点なども論理的に説明することを意識するようになったことから、今では幅広い業務に活用できていると思います。

独立したきっかけ

2017年10月に佐藤不動産鑑定士事務所を開業しました。今まで携わった仲介業務や鑑定評価業務はいずれも興味深く、楽しんで取り組みましたが、多岐に渡る不動産業務の中の一つのパーツでしかありませんでした。

クライアントの依頼に基づき、業務を行っていましたが、サラリーマンでは会社の方針もあり、対応できない業務も多々ありました。不動産関係の会社に勤めている人だから、と知人を介して色々な相談を頂きましたが、特に、鑑定評価業界では対応できない業務も多く、不動産に関するニーズとの間に大きな壁があったことが印象的でした。所属している会社の業務に縛られることなく、クライアントの要望に応じたサービスを提供したい、と思うようになり、独立を決意しました。

独立した後は

独立した直後は仕事がなかったので、電話営業、飛び込み営業などの営業活動もしていました。今思い返せば、サラリーマン時代の新規開拓営業の経験がかなり役に立ったと思いますが、独立当初は必死でしたね。その後、多くの出会いに恵まれ、今では多くの方からお客様のご紹介を頂いております。

今は鑑定評価業務を中心に、不動産取引業務にも対応しております。鑑定評価業務では、関連会社間での不動産取引の評価、賃料増減額交渉の評価、M&Aの買収企業の不動産評価、会計関連の評価、担保評価など多岐に渡っております。不動産取引業務では、法人の事業用不動産の売却業務のほか、企業様の営業拠点を探したり、拠点の集約や統廃合のサポートをしております。また、相続された不動産の売却業務や、収益不動産の収支管理やリスク分析などの相談にも対応させて頂いており、多岐に渡ります。

最近、増えているのは、「誰に相談したら良いかわからない」と悩んでおられる方からの相談です。「不動産会社からアパート建築を提案されているが借金をするのに前向きではないが、、、」、「相続対策の準備をしており不動産会社に売却の提案をされているが、、、」など、不動産会社から提案を受けているが第三者の意見を聞きたい方を、士業の先生方からご紹介頂いております。私も専門外のお話もありますので、その際は他の専門家をご紹介させて頂いております。

会社の将来像

不動産鑑定士は人数が少なく、かつ、資格者が一人の事務所が多くみられます。税理士・弁護士などの他の士業も同様ですが、資格者が高齢化し、事務所を廃業するケースも見受けられます。我々の業界もクライアント企業の担当者が世代交代することに合わせて、士業の世代交代も進むべきと考えております。当社では、複数の不動産鑑定士が在籍していますが、いずれは世代交代が必要な時期がきます。中長期的にクライアントとお付き合いさせて頂く為、幅広い世代の不動産鑑定士の採用・育成に力を入れております

最近ではAIの普及により仕事が減少する声が聞こえてきますが、鑑定評価業務や仲介業務も例外ではありません。今後は、これらの業務をツールとして、不動産の問題解決を網羅的に把握し、複数の解決方法を模索していくコンサルティング業務が必要になると考えております。当社では、これまでの培ってきた知識や経験をベースにして、クライアントの不動産に関する問題の解決をサポートできる会社として成長できるよう、日々研鑽しております。不動産に関する問題は中長期的な目線が必要であることから、幅広い世代が活躍できる会社を目指しております。

不動産に関することは
何でもご相談ください

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内容を確認し、折り返しご連絡させていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。